2012年6月24日日曜日

Meteor


MeteorはモダンWebサイトを構築するためのとっても簡単な環境である。
Meteorでは、最高のツールを使っても数週間かかる作業をわずか数時間しかかからないというキャッチフレーズである。
Meteorはclient-sideとserver-sideのJavascript framework。ということは開発言語はJavascriptだけで開発ができるということか。
Meteorのインストールやプロジェクトの作成やデプロイはコマンド一つでできるのでとても簡単である。

ただし、Meteorは2012/06/24現在PREVIEW 0.3.7であるので、仕様や動作はまだ安定していないのかもしれない。

Meteorインストール
$ curl install.meteor.com | /bin/sh

たったこれだけ。

あとはmeteorコマンドを使用する。
プロジェクトを作成するのにはmeteor create myapp
しかも、meteorプロジェクトが作成しているサンプルであるtodosなどのプロジェクトを作成するのには
$ meteor create --example todos
とする。
ローカルで実行するためには、
$ cd myapp
$ meteor
これでブラウザから http://localhost:3000/ とするとアクセス可能。
meteorプロジェクトが用意しているサーバーにデプロイするのには、

$ mateor deploy myapp.meteor.com
これでmyappがまだ登録されていない場合にはパスワードを設定して登録ができる。すでに登録されている場合には、設定したパスワードを入力してパスワードが一致した場合にはデプロイが可能。

誤訳があると思うけど、以下にMeteorの7つの原則を示す。


  • Data on the WireHTMLをネットワークに流さない。データを送信して、クライアントがどのように描画するかを決定する。
  • One LanguageJavascriptでクライアントとサーバーの両側を書く。
  • Database Everywhereクライアントまたはサーバーからデータベースへアクセスするためには同じ透過なAPIを使用する。
  • Latency Compensationクライアント上で、プリフェッチとモデルシミュレーションを使用して、あたかもデータベースへの遅延時間無しで接続しているように見えるようにしている。
  • Full Stack Reactivityすべての層、データベースからテンプレートまで、イベント駆動のインターフェイスが使用可能。
  • Embrace the EcosystemMeteorはオープンソースで、現存のオープンソースのツールやフレームワークを置き換えるというよりは、統合をする。
  • Simplicity Equals Productivity何かがシンプルに見えるようにする最善の方法は、実際には単純なものにすることです。きれいで、古典的な美しいAPIを介してこれを達成する。


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